【微ネタバレ解説】おすすめ漫画『リエゾン ーこどものこころ診療所ー』はどんな漫画なのか?どこが面白いのか?

漫画

今回はおすすめ漫画『リエゾン ーこどものこころ診療所ー』の魅力をわかりやすく解説したいと思います!

CHECK

この記事は以下のような人におすすめ!

  1. 『リエゾン ーこどものこころ診療所ー』がどんな漫画なのか知りたい人
  2. 『リエゾン ーこどものこころ診療所ー』のどこが面白いのか知りたい人
  3. 他のおすすめ漫画を知りたい人

「発達障害」とは、どのような障害なのかご存知ですか?

「発達障害」に対して、忘れっぽいとか注意力散漫とか漠然としたイメージを持っていませんか?

『リエゾン ーこどものこころ診療所ー』は発達障害がテーマの漫画です。

私はこの漫画を読んで「発達障害」について初めて知ったことが多かったし、「知ろうともしていなかったかもしれない」と考えさせれました。

この漫画のキャラクターである児童精神科医・佐山先生は発達障害のことを「凸凹(デコボコ)」と呼んでいます。

その真意とはなんなのでしょうか?

児童精神科医をリアルに描く新たな医療漫画『リエゾン ーこどものこころ診療所ー』について、オススメ&ご紹介したいと思います。

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『リエゾン ーこどものこころ診療所ー』ってどんな漫画なの?

以下の漫画が好きな人におすすめです!

  • 発達障害と向き合う児童精神科医の医療漫画
  • 発達障害やその対応方法について学べる漫画
  • 障害と向き合い頑張る人々に感動する漫画
  • 綺麗で読みやすい絵柄の漫画
  • 連載中で巻数が少ない漫画
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作品情報

本作品は、原作:竹村優作、作画:ヨンチャン によって『モーニング』(講談社)にて2020年14号から連載中です。5巻まで発売されています。(2021年8月時点)

専門的かつデリケートなテーマを扱うため、児童精神科医の先生による監修や多くの書籍に基づいて描かれています。

本作品のエピソードは実際の症例をもとに描かれていると思われます。

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あらすじ

まずは作品のあらすじです。

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なお内容について触れる関係上、若干のネタバレを含む可能性がありますが、ご理解の程をお願いします

主人公・遠野志保は大学病院に配属された小児科の研修医です。

『リエゾン ーこどものこころ診療所ー』1巻より

遠野は遅刻常習犯であり、処方する薬を間違えてしまうようなうっかりミスが多く教授によく叱られています

教授には以下のような厳しいことも言われてしまいました。

『リエゾン ーこどものこころ診療所ー』1巻より

小児科の研修が終わると大学の附属病院で臨床研修の続きを行うのが一般的ですが、遠野はどの病院にも引き受けてもらえませんでした。

研修期間でのミスの多さが原因ではと遠野は思っています。

ようやく決まった遠野の研修先は、地方にある「佐山クリニック」という児童精神科でした。

『リエゾン ーこどものこころ診療所ー』1巻より

遠野が到着した際、院内でちょうど患者対応中をしているようなので覗いてみると、なんと臨床心理士・佐山先生がトイレの水を子供の手にかけているではありませんか。

子供は「あくまーーーーーーーーー!!!」と悲鳴をあげています。

『リエゾン ーこどものこころ診療所ー』1巻より

後から佐山先生に聞くと、暴露法という治療を行っていたそうです。

この子供は清潔さに対する強迫観念が強く、「手が汚れると悪魔がやってきて病気になる」と思い込んでいます。

その強迫観念を取り除くために、トイレの水を手にかけて本当に病気になるのか自分で観察させるという治療法でした。

このように佐山クリニックには様々な心の病を抱える子供達が訪れます。

その症状は十人十色で、子供の症状や環境に合わせて柔軟な対応が必要になるようです。

本作は遠野がこの病院で佐山先生などと共に、クリニックに訪れる子供たちの心の病に対して改善を促していくというストーリーです。

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『リエゾン ーこどものこころ診療所ー』のここが面白い!

どういうところが面白いのかをお話しします!

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なお内容について触れる関係上、若干のネタバレを含む可能性がありますが、ご理解の程をお願いします

発達障害との向き合い方について考えさせられる

児童精神科医の佐山先生は発達障害のことを凸凹(でこぼこ)と呼んでいます。

その真意とは何なのでしょうか?

『リエゾン ーこどものこころ診療所ー』1巻より

発達障害の人の能力測定結果は、必ずしも定型発達の人と比較して何かが劣っているわけではないそうです。

しかし、それぞれの能力のアンバランスさが様々な生きづらさに繋がります。

『リエゾン ーこどものこころ診療所ー』2巻より

アンバランスさ自体は別にそれでもいい、足りない部分は何かで補ったり誰かを頼ったりすればいいと佐山先生は言います。

『リエゾン ーこどものこころ診療所ー』2巻より

発達障害と向き合う上で大切なのは、自分自身を理解し凸凹(デコボコ)の足りない部分を補っていくことだということです

発達障害に対する知らなかった考え方ですよね。

発達障害の人とその周囲の人について知ることができる

『リエゾン ーこどものこころ診療所ー』では発達障害の人自身の大変さだけではなく、その周囲の人の苦悩も描かれています。

例えば、子供が発達障害と診断されて一番動揺するのは親のほうかもしれません。

誰が悪いとかはないのに、苦しみを抱える人々に胸が痛みます。

『リエゾン ーこどものこころ診療所ー』3巻より

昨今では10人に1人が発達障害と言われており、本人に自覚がないまま大人になる人も多いそうです。

「発達障害の特徴」をネットで検索すると以下のような内容が出てきます。

この検索結果からどれほど発達障害の本当の苦悩を理解できるでしょうか?

『リエゾン ーこどものこころ診療所ー』2巻より

このようなネット情報から「そんなの私にだってよくある」「発達障害は甘え」などという誤った認識を広めてしまっているかもしれません。

本作では理解のない発言によって、発達障害を抱える人達から「理解してもらおう」とする希望すら奪ってしまうということを教えてくれます。

『リエゾン ーこどものこころ診療所ー』2巻より

「発達障害」に限りませんが、誤った認識から悪気のない発言でも障害を抱える方を傷つけることもあるかもしれないと考えさせられます。

胸が苦しくなるシーンが多いです……

愛情が障害を改善に導く物語に感動する

『リエゾン ーこどものこころ診療所ー』が普通の医療漫画と違うところは、障害は治療できないということです。

そのため佐山クリニックでは発達障害自体の治療をするのではなく、凸凹を補えない環境の問題を改善に導きます。

発達障害を抱える子供たちの家庭環境は虐待やネグレクトなど様々です。

遠野や佐山先生が患者それぞれの抱える問題に対して、共に悩みながら解決策を提示して患者を救う漫画なのです。

『リエゾン ーこどものこころ診療所ー』1巻より

特に子供の発達障害は周囲の大人たち(親や医者)のサポートが必須です。

つまり凸凹(デコボコ)を補ってあげる周囲の愛情が子供の発達障害を支える処方箋なのだと私は思いました。

『リエゾン ーこどものこころ診療所ー』1巻より

障害に対して決して諦めず、改善に取り組む佐山クリニックの方々の姿勢や苦悩にも感動します。

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まとめ

『リエゾン ーこどものこころ診療所ー』は発達障害を理解するための敷居の低い入口だと思います。

扱われる内容は障害や虐待など目を背けたくなるようなしんどい話は多いです。

しかし現実にそのような状況に苦しむ人々がいることを知り、「わからない」を自覚して受け入れることが理解の第一歩になるということを教えてくれる漫画です。

『リエゾン ーこどものこころ診療所ー』1巻より

もちろん漫画としても面白くて感動できます!

皆様に読んでほしいと思いますので、気になった方は是非読んでみてください!

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