今回はおすすめ漫画『無能の鷹』の魅力をわかりやすく解説したいと思います!
笑えて、気持ちを前向きにしてくれるお仕事漫画をお探しではないですか?
実写ドラマ化が期待されている漫画を先に押さえておきたいと思いませんか?
今回は上記のような漫画であり、有能風ド無能を描く斬新なお仕事コメディ漫画『無能の鷹』をオススメ&ご紹介したいと思います!
『無能の鷹』ってどんな漫画なの?
結論からいうと、以下のような漫画です。
- 斬新な切り口で描くお仕事コメディ漫画
- 気持ちを前向きにしてくれる漫画
- 老若男女問わず楽しめる漫画
- 実写ドラマ化が期待されている漫画
- 連載中で巻数の少ない漫画
作品情報
作者ははんざき朝未先生。Kissにて、2019年8月号から連載中です。
『このマンガが凄い!2021』<オンナ編>の11位に選ばれました。
ドラマ化も期待されており、話題上昇中の漫画です。
あらすじ
まずは作品のあらすじです。
就活で鶸田が出会ったのは、一目でわかる「デキる人」・鷹野ツメ子。一方、鶸田は見るからに気弱そうだが、実はポテンシャルを秘めた人間だった。
同期入社を果たしたふたりは1年後、最強タッグを組む!
Amazonより
主人公の鶸田と有能風ド無能の鷹野がITコンサルの営業をする話です。
『無能の鷹』のここが面白い!
どういうところが面白いのかをお話しします!
なお内容について触れる関係上、若干のネタバレを含む可能性がありますが、ご理解の程をお願いします
「能ある鷹は爪を隠す」の逆転の発想で生まれたどこにもないキャラクター
『無能の鷹』では有能風ド無能の鷹野ツメ子を中心に物語が描かれます。
鷹野は「能ある鷹は爪を隠す」の逆転の発想でつくられたまさに『無能の鷹』なキャラクターというのが発明的といえるほど新しいです。
序盤のあらすじをご説明します。
就職活動中の主人公の鶸田(ひわだ)はITコンサル会社の面接会場で見るからに有能そうな鷹野と出会います。
気弱な鶸田は、落ち着き払った鷹野には敵わないという印象を抱きます。
『無能の鷹』1巻より
そして、入社して1年半後…
鷹野は無能すぎてぜんぜん仕事が振られない社内ニートになっていました笑
どうやらデキる人オーラがすごいだけで、実際は漢字も読めないし資料の印刷すらまともにできないレベルのアホだったと入社後に発覚したようです。
『無能の鷹』1巻より
鷹野はどの部署からもお荷物扱いで、最悪クビかも…ということまで社内で噂されるほどになっているようです。
しかし鷹野自身はまったく気にしておらず、むしろ強靭なメンタルで開き直っているのが笑えます。
『無能の鷹』1巻より
見かねた主人公の鶸田が鷹野とともに契約獲得のため、顧客と商談をしていくストーリーです。
『無能の鷹』1巻より
『無能の鷹』のいいところは、鷹野は「実はやったら出来る子だった」とか「徐々に成長していく」ことは一切なく、徹頭徹尾無能として描かれているところです。
「無能だが有能オーラをバリバリ出している鷹野」=『無能の鷹』がどのように商談を進めていくのかを描いた痛快なストーリーに笑えて楽しめます。
商談あるあるのわかり味が深い
商談シーンが多い本作ではその駆け引きや会話に共感できるところが多いです。
一見和やかに話しているようでも有能か無能か見極めるかのような視線をあびたり…
『無能の鷹』1巻より
急に打ち合わせに顧客側の上司が出席して話が二転三転したり、顧客と自分の会社との板ばさみになって最悪のケースを想像してしまうなどなど…
『無能の鷹』1巻より
「あーあるある」となるリアルな商談の描写が、鶸田と鷹野を自分と重ねながら応援したくなります。
仕事で悩む人を勇気づけてくれる
鷹野は有能オーラ全開だけれど無能という弱点があります。
対して主人公の鶸田は分析センスがよく良質な提案内容を考えるが、緊張してしまい商談でうまく説明できないという弱点があります。
その二人がタッグを組み商談に挑みます。
スリリングな商談になりますが、鷹野の有能オーラが顧客に安心感を与え、ほぐした空気の中で鶸田が実力通りの説明ができて商談がスムーズに進んでいきます笑
このように二人がお互いの弱点を補い合いながら商談を上手に進めていく様が痛快でとてもおもしろいです。
『無能の鷹』1巻より
私は「仕事ができる人とはなんだろう」と考えさせられました。
一般的に「仕事ができる人」とは、営業でしっかり成果をあげる人とか、売れる企画を考える人とか、社内調整が上手とか、交渉力がある人とかでしょうか。
しかし、そのどれもが完璧にできる人はいません。
交渉は得意でも企画考えるのは苦手とか、人それぞれある程度の得手不得手があるものです。
鶸田と鷹野は営業として致命的な弱点を抱えていますが「二人は仕事ができない人といえるだろうか」と考えさせられます。
鶸田と鷹野の例は極端ではありますが、苦手なことがあっても誰か補い合える人と協力することでいい方向に進むこともあるかもしれないという気付きを与えてくれます。
上記のように『無能の鷹』は「この仕事は自分には向いていないかも」と悩む社会人にたいして、「なんとかなるかもしれない」と勇気づけてくれる漫画なのです。
『無能の鷹』1巻より
こういうところも実写ドラマ向きな内容だと思います。
まとめ
以上のように、有能風ド無能な鷹野という新しい切り口のキャラクターで心を軽くしてくれる魅力的な漫画です。
様々な商談に挑んでいく鶸田と鷹野の凸凹コンビの活躍から目が離せません。
じわじわと人気になっている漫画で内容もドラマに向いてるので実写ドラマ化される可能性は高いと思います。
今のうちに注目してみてはいかがでしょうか?
『無能の鷹』のオススメ&ご紹介は以上です!
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